2015年10月2日
昔の写真が出てきました
当社の蔵を整理していると、50年ほど前の「四つ手網漁」の写真が出てきました。
現在は、もう行われていませんが、安曇川の河口と梁(やな)の間に、
平行して、上(かみ)、下(しも)2列で並んで、くじ取りで漁場を決め、
遡上する鮎をすくいあげていました。
「四つ手網漁」の名前の由来は、鮎をすくいあげる網の形状あり、
網を支える4本の竹の支柱の中心を結ぶ天秤棒をテコの原理で持ち上げ
獲れた鮎は、堤防を越えて当社まで届けられていました。
私の記憶では、昭和50年頃を最後にその姿は見られなくなってしまいました。